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リフォーム成功のカギは断熱にあり!④

リフォーム成功のカギは断熱にあり!④

エアコンが効いた暖かい室内でも「足元が冷える」「廊下やトイレは寒い」。このような温度差は快適性を損ねるだけでなく、健康にも影響をおよぼします。断熱リフォームは、室内環境の温度差をなくし、心地よく健やかな暮らしをかなえてくれます。健康に暮らすためには室内温度と健康の関係を知ることが重要です。

健康を守るための世界的指針は冬の室温18℃以上。
WHO(世界保健機構)は、冬の住宅の最低室内温度として18℃以上を勧告しています。また、英国保健省の冬季住宅内室温指針でも18℃を許容質問にしています。18℃未満で血圧上昇・循環器疾患の恐れ、16℃未満で呼吸器系疾患への抵抗力が低下するとしています。高齢者ほど室温低下による血圧の上昇が大きく注意が大切です。

ヒートショックが起こりやすい、熱めの入浴は家の寒さが原因。
冬の入浴時に注意が必要な「ヒートショック」。ヒートショックが原因のひとつである入浴中の死亡事故は、交通事故の約5倍とも言われており、高齢者が多数を占めています。特に脱衣所の室温が低いと熱めの湯に浸かる方が多く、血圧の乱高下が発生しやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすリスクが高まります。

家の断熱性を高めることで、血圧が下がる要因に。
日本人の3人に1人は高血圧といわれている昨今、血圧が高い状態をそのままにしておくと病気の原因となるため予防が必要です。予防策としては、食生活の改善や運動が知られていますが、断熱リフォームにより家が暖かくなることで、起床時の血圧が低下するという分析結果があり、室温の改善も重要といわれています。

家全体が暖かいと活動が増え、健康リスクの低減も。
寒い季節は暖房の効いた場所から動きたくなくなったり、運動不足になりがちです。厚生労働省は糖尿病・循環器疾患等の予防の観点から「今より10分多く体を動かそう」と提唱しています。断熱リフォームによって、室温の改善で家の中の活動量が増えることがわかっており、健康リスクの低減につながることが期待できます。

結露の発生を抑えることで、人も住まいも健康に。
住まいの困りごとの代表といえる、窓ガラスやサッシに発生する「結露」。そのまま放置しておくとカビやダニが発生し、アレルギー症状を引き起こす原因に。また、壁体内に結露が発生すると、建物劣化の原因になる可能性があります。そんな結露ですが、家全体の断熱性能を高めるで発生を抑えることができます。

家の断熱性を高めた結果、家族の健康が改善。
冬に室温が下がると、血圧上昇・循環器疾患の恐れや、呼吸器系疾患への抵抗力が低下する可能性があることを先述しました。その逆に、断熱性を高め、暖かい家で暮らすことによって、健康改善が認められたという研究結果があります。しかも断熱グレードが高いほど、健康改善の割合が高くなることがわかっています。

冷房効果が効きやすくなり、省エネ効果で光熱費も削減。
断熱性能の高い家は、暮らしが快適で、健康リスクがすくないばかりでなく、冷暖房費の削減も可能です。高性能な断熱リフォーム(HEAT20 G2レベル)を行うことにより現在の省エネ基準(昭和55年基準)の住宅に比べ、年間約6.3万円、20年間では役126万円もおトクになり、経済的なメリットも大きいといえます。

CO削減効果のある省エネ住宅で暮らし続けることが社会貢献に。
既存住宅が断熱リフォームで高性能な省エネ住宅に生まれ変わることで、冷暖房費にかかるエネルギーを抑えられ、地球温暖化の原因でもあるCOの排出量を削減する効果があります。そんな省エネ住宅に暮らし続けることは、サスティナブル(持続可能)な脱炭素社会に向けた社会貢献にもなります。