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性能のモノサシ 地震につよい家④

性能のモノサシ 地震につよい家④

 

繰返しの揺れを防ぐ制振スーパーウォール

地震に強い建物にするには、耐震に制震をプラスすると安心です。一般的な建物は地震に遭った後、揺れの回数が増えるごとに変形が大きくなるのですが、制震スーパーウォールは2回、3回、4回と地震を受けても、建物の変形を抑え揺れを軽減します。つまり制震を勧める理由は、繰り返しの揺れに強いということです。先日起こった熊本地震も一度目の震度7に耐えた建物も2度目の震度7には建てられず倒壊した建物がありました。制震スーパーウォールは変形を抑えることで、繰り返しの地震にも強さを発揮するのです。

制振スーパーウォールのメカニズム

ではそのメカニズムを解説しましょう。大地震によって建物が揺れると柱や梁は変形しようとするのですが、SWパネルは変形せずに柱や梁の変形を抑えようとします。そして揺れが繰り返されることで、パネルと柱・梁を接合している釘が緩んだり抜けたりする原因となります。制震SWはパネルと柱・梁の接合部すべてに揺れのエネルギーを熱に変えて吸収する制震テープを挟み込んでいます。この制震テープによって建物の揺れを抑え、繰り返しの地震にも強い建物となるのです。だから、私たちのつくる建物は耐震等級3で建物そのものを強くし、さらに制震で繰り返しの揺れにも強い家にするのです。