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17年前に家守としての私の思いを綴った「家づくりで失敗する人をなくそう」⑩

17年前に家守としての私の思いを綴った「家づくりで失敗する人をなくそう」⑩

基礎知識4 家の耐用年数、本当は何年住めるのか

住宅ローンの返済期間は35年が普通になりました。見てくれは良くても安く建てることだけを考え、性能のいい加減なものは別にして正しく建てられた家で正しくメンテナンスされている家なら「木造住宅は50年~70年は住める」といえます。

あえて言うなら戸建て住宅なら60年は住みたいと思います。60年というのは木を苗から育て、構造材として木を切り倒すまでと同じ年数です。あなたが建てた家に孫が暮らすと60年になります。50年に満たずに家を建て替えたとしたなら、家のために働いているようなものになります。60年というのは償却年数としてもちょうどよい年数です。

しかし、どんなに高性能な家も内外の劣化は当然年々起きます。適切な時期に適切なメンテナンスをしなければ、性能も十分に生かせないでしょう。また日々のメンテナンスの王道と言えるのが「掃除」。当社の200件のオーナー宅を毎年、訪問して感じるのは「掃除」をきちんとしているお宅は築年数に関係なくいい状態にあることです。家の寿命は性能とメンテナンス、あとはあなたの意志次第です。