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17年前に家守としての私の思いを綴った「家づくりで失敗する人をなくそう」⑥

17年前に家守としての私の思いを綴った「家づくりで失敗する人をなくそう」⑥

いい家を考えてみる

いい家について、当然のことながら人それぞれの意見があると思います。ただデザインに比べて性能について求めるところは、皆さん大きく変わらないと感じています。例えば、春夏秋冬何時でも快適に暮らせて、長く住めること家・収納が多くて片付けがしやすい家・水回りのお手入れが楽な家 ・冬暖かく、夏涼しく、温度差が少ない家 ・空気がきれいで室内は静か家  ・地震や台風に強く、火に強い家 ・エコで省エネルギーな家など。車の何十倍もの資金をかけて建てる家ですから、自分と家族の要望など十分な検討が必要となります。性能はこれまでの曖昧な表現に対して、国土交通省の住宅性能表示制度ができたことで、具体的な検討が可能になりました。

住宅性能表示の中身ですが、①構造の安定(耐震・耐風・耐積雪等)②火災時の安全(耐火等)③劣化の軽減(劣化対策)④維持管理への配慮⑤温熱環境(省エネルギー対策)⑥空気環境対策(ホルムアルデヒド対策等)について基準を作り、それぞれの中で性能を1等級から3等級一部では4等級に分けています。この基準でも私は十分でないと思いますが、ご家族で住宅性能の検討に使えます。

性能の検討と共にいい家を見つけるためにはどうしたらようでしょうか。①どんな生活、暮らしを望んでいるのかを具体的に挙げて優先順位を決めること。②求める生活、暮らしのために必要な住宅性能を検討すること。③家族とのライフプランをつくり家の使い方の変化と家の寿命を考えてみること。④夏と冬の暮らし方を考えること。

そして最後に間取りを十分検討すれば、「こんなはずではなかった」という見落としを減らすことができて、満足度が高くなるはずです。目標を定めて問題を解決していく、きちんと成果が生まれます。家づくりは人任せだけではいい家はできません、家を建てると決めたなら、まとまりがなくても家族で検討し工務店に整理してもらうこと。家づくりで優先順位が決まり、どうしても譲れないことがはっきりすることで家づくりの基本姿勢ができるわけです。いい家とはあなたと家族が本当にのぞむ家に他なりません。