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いつかは考えるバリヤフリーリフォームの考え方。将来の備えと心構え

いつかは考えるバリヤフリーリフォームの考え方。将来の備えと心構え

皆さんの住宅には段差はありますか?

階段や玄関に手すりはありますか?

廊下は車椅子が通れますか?

そんなの今は必要ない、と考える方もいらっしゃいますよね。

しかし、バリヤフリーリフォームを行なう方の多くは必要になってから行なう方が多いのです。

つまり、身体的になんらかの不自由を抱えてからリフォームをしています。

多くの方は身体に不自由を抱えてリフォーム業者を調べ、営業所に出向き、幾度かの打ち合わせを重ね、リフォームを行ないます。

実際に身体が不自由になってからでないとわからないかもしれませんが、とても大変なことなんです。

日本の福祉事情とバリヤフリーの必要性

「私は家族に面倒を見てもらわないで施設に入るから」と思っている方も多いかもしれません。

いま、日本の福祉政策は在宅が中心です。

高齢化で施設が足りないと言われていますが、団塊の世代が終わればこの問題は確実に解決するのは年齢層と人口を見れば一目瞭然です。

大きな老人ホームは軒並み減少し、ケアホーム、グループホームといった小規模集団での生活になります。

しかし、多くの方は在宅で生活することが基本となるでしょう。

ヘルパーや看護師があなたの家であなたを介護するようになるのです。

バリヤフリーリフォームに補助金はあるの?

現在の制度ですと、バリヤフリーリフォームには補助金があります。

現在の介護保険制度では、要支援または要介護1~5の認定を受けている方が住む住宅で、手すりの取り付けなどリフォームが必要な人に対し、費用の内、20万円までについては、その9割(18万円)を補助するという制度があります。

え、介護状態じゃないと補助は受けられないの?と思いますよね。

しかし、住宅に関する補助金制度は他にもあります。

介護保険制度を利用したバリアフリーリフォームや、省エネ、耐震など、特定のリフォーム減税の対象工事ではなくても、リビングやダイニング、個室の一般的なリフォーム工事についても、自治体によっては補助金の政策を設けているところがあります。

その多くが「地元の業者に依頼する場合」という条件です。

地元経済の活性化を促すことが一つの目的となっています。

5万円から10万円程度の補助というのが一般的な補助内容ですが、いくら小さなリフォームでも、する前に必ず調べておくと良いでしょう。

額はそれほど大きくありませんが、他の補助と合わせて使えることもあります。

将来必要と思われるバリヤフリーリフォームはどんなもの?

実際に将来が予測できないので何をしていいかわからないと思いますので、実例をご紹介します。リフォーム箇所とポイントをご紹介しますので是非参考にしてみてください。

玄関

身体が不自由になると外に出かけることが億劫になってきます。快適な玄関とはどのようなものでしょうか。

・楽に出入りができるか
・靴を脱いだり履いたりするときに座る場所があるか
・座ったり立ったりするときにつかまれる場所があるか
・車椅子が通れる幅があるか
・地面は雨の日でも安全な状態か

(例)・手すりと式台の取り付け(5~8万円) ・アプローチの段差解消と手すりの設置(約25万円)

トイレ

まずは排泄が自立できることを目的として1人で利用することを前提にし、将来介護する人がケアすること考えることを忘れずに検討していきましょう。

・出入りはスムーズにできるか
・トイレ内で移乗ことが可能か
・排泄行為がしやすい環境か
・スリッパを履く必要がない状態か

(例)・和式トイレから洋式トイレへの変更(25万円~40万円)

 

階段

・掴まるところがあり自分の身体に合っているか
・一段一段の段差が高すぎないか
・階段昇降機が必要かどうか

(例)・部分的な手すりの取り付け(1万円~5万円) ・全体的な手すりの取り付け(約10万円)

 

浴室

・出入りに不自由がないか
・濡れても滑らない床か
・浴槽への出入りがしやすいか

(例)・入り口への手すりの取り付けとタイルの交換(10万円~20万円) ・トータルの浴室リフォーム(20万円~60万円)

いまやるべきことは

大切なことは、今すぐバリアフリー化をし、手すりなどを取り付けることではありません。

将来の訪れる様々な状況に対応できるよう、下準備をしておくことです。

たとえばどのようなことかというと、廊下の壁紙の張替えを行なわなければいけないとします。

そのときに、将来ここに手すりが必要になるかもしれない、と思ったら下地をいれておくこと。

畳を買い換える予定があるのなら、フローリングでなくても将来大丈夫なのかと考えておくなど、様々な状況に応じることができるよう準備を指定こことが大切です。

下準備と心構えさえしておけば、その時になってあたふたすることもなく、様々な状況に対応しやすい住まいになります。

是非参考にしてみてください。