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木造住宅の基礎知識

木造住宅の基礎知識

現在、日本の住宅において主に用いられている構造は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート構造(RC構造)の3つです。住宅を検討する際にどの構造で建てるのが良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。正しい知識をつけて、あなたに合ったものを選んでいきましょう。

本記事では、『木造住宅』についての基礎知識を簡単にまとめていきます。

木造住宅とは


まずは木造住宅とはどのようなものを言うのか説明していきます。

木造住宅は日本の住宅の半分以上を占める構造で、木材を構造体に用います。一般的には柱や梁などの主要な構造部分が木材を使ってつくられている住宅のことです。工法は主に、木造軸組工法、2×4工法、2×6工法、木質パネル工法などがあります。

どんな人が木造住宅を選んでいるの?

これから説明するメリットの部分に重なりますが、自由度の高い住宅を作りたい方は木造住宅を選ぶ方が多いです。家族の希望や、オリジナリティあふれる住宅にしたい方、自由な家づくりを楽しみたいという方におすすめです。

また、単純に材料費が他と比べ安価なため、予算をなるべく抑えたいという理由で、木造住宅を検討する方もいます。

木造住宅のメリットは?

1、自由度の高さ

木造住宅は基礎、土台、柱、梁で構成されるシンプルな構造となっています。これらが法律の基準を満たしていれば、可能な限り自由に間取りやデザインを決めることができるのです。

注文住宅を検討する方はやはりこだわりを詰め込みたいという思いがあるかたが多いです。木造住宅のメリットは自由度の高さにあるので、その点で木造住宅との相性は良いのではないでしょうか。

また、木造住宅の自由度の高さは建築時の将来的にも非常に役に立つと言えます。それはリフォームを検討したい時です。家族構成やライフスタイルの変化によって、将来大規模なリフォームが必要になったとしても、木造住宅なら柔軟に間取りの変更や増改築をすることができます。

 

2、調温効果

木造住宅の良さは木材がもつ呼吸による調温湿機能です。これはプレハブやコンクリート住宅のような無機質な材料で建てられる家にはない素晴らしい機能です。

ちなみに一家4人の場合、一日に約6リットルの水分が人体から放出され、これを家が吸放出しているわけです。プレハブやコンクリート住宅の場合は吸放出しないので発生した水分は湿気となって部屋の湿度を上げ最後には結露になってしまいます。

つまり、冬などで室内の空気が乾燥すると、木材は蓄えていた水分を空気中に放出し、逆に湿気の多い時期では、空気中の水分を吸い込んでくれる働きがあります。それによって、結露やカビの発生も比較的抑えられるということです。木材の特性を活かせる計画にすることで、より快適な住まいを実現できるのも木造住宅のメリットといえます。

 

3、価格

木造住宅の大きなメリットとして、建築コストが安いことあげられます。その理由としては2でもあげたように、鉄筋コンクリートや鉄骨にはない調温効果があるからです。鉄筋コンクリートや鉄骨では吸湿性や断熱性が低いため、別途断熱材のコストがかかってしまいます。

また、鉄筋コンクリートや鉄骨に比べ建築物自体の重さが軽くなります。そのため、基礎や杭など打つことを想定しても地盤改良が必要になった場合、木造住宅のほうが安価に住む場合があります。そして、鉄は時代の流れによって値動きがあります。その点、木材は比較的安定した価格で揃えられるということも、価格面で大きな魅力です。

木造住宅のデメリットと対策

1、耐久性の低さ

木造住宅の耐久性は、鉄筋コンクリートや鉄骨構造と比べると劣ります。

そこで大切になるのは定期的なメンテナンスです。メンテナンスを適切に行うことで長く住み続けることができます。特に大切なのは、防蟻点検、配管関係、外装のメンテナンスです。

また、どこかに不具合を感じた場合や発見した場合は、構造体への影響が出る前に適切な、修繕をする必要があります。耐久性を長期間に渡り充分に保つためには、新築時から長く住むための計画を立てる必要があります。特に、メンテナンスがしやすい間取りや設計になっているかは大切なポイントの一つです。

 

2、職人の腕によって仕上がりにばらつきがでることも

木材自体は工場でプレカットされたものを使うのが主流なので、材料自体にばらつきはほとんどありません。しかし、木造住宅の特に木造軸組工法では、現場の大工さんが木材の組み上げや、細部の加工を行います。

そのため、大工さんの腕によって、家の最終的な仕上がりが変わることになります。腕の良い職人さんと提携しているのかどうかという部分も、建築業者選びでは大切なポイントになります。

できれば、建築中の現場を実際に見て、提携している職人さんの仕事ぶりや腕を確認しておくこともよいでしょう。口コミやインターネット上ではわからない部分は多いと思います。実際に自分の目で見極めることが建築業者選びには必要な事です。¥

まとめ

居心地の良い、安心な家に住みたいというのは誰しもの願いです。木造住宅はいろんな願いを叶えてくれ、理想の家を建てるには大変良い選択だと思います。建築費が抑えられたり、将来的にリフォームし増改築を行いやすいというメリットももちろん大きいです。

また、最も大きなメリットは、木に囲まれた生活ができるという部分ではないでしょうか。木材には精神的に落ち着く効果もありますし、自宅で落ち着いた気持ちで過ごしたいというのはみなさん思うことですよね。

是非、ご参考にしてみてください。